選択制確定拠出年金とは?
選択制確定拠出年金とは企業型確定拠出年金の導入方法の一つになります。ポイントは「選択制」にあります。何を選択するのか?従業員の方に確定拠出年金への加入者となる事を希望するかを選択していただくものです。
選択するとは?
従業員の方に選択していただくわけですが具体的には従業員の給料規程の改定を行い「生涯設計手当」を創設します。その、生涯設計手当から確定拠出年金へ拠出するかを選択していただきます。
生涯設計手当とは?
給料規程の中に生涯設計手当を創設するわけですが。生涯設計手当の内容は51,000円を「確定拠出年金掛金」(老後積立)と「生涯設計前払金」(給料の手当として現金支給)に振り分けます。仮に掛金は0円、前払い金51,000円とした場合は加入しないとの意思表示になります。但し、一度掛けると掛金の下限は3,000円になり停止することは出来ません。
企業のメリットは?
従業員の方の拠出額で社会保険料の等級が変われば社会保険料の削減効果があります。従業員の方のモチベーションの向上や人材の採用面でのツールとして活用できます。
従業員のメリットは?
最も有利に老後資産が作れる国が定めた年金制度です。拠出期は拠出金に対して所得税・住民税が非課税、社会保険料の対象外になります。運用期間は運用益に関しては非課税、投資信託の販売手数料が無料になります。また、受給時は一時金での受け取りの場合は退職所得扱い、年金での受け取りの場合は公的年金控除等の対象になります。このように、税制面での優遇が受けられます。
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導入支援サービス
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